街づくりに大変興味がある越谷レイクタウン

さて昨日・今日は鉄道業界は歴史的にも大きな転換点となった事は疑いが無い。
小田急ロマンスカー東京メトロ千代田線の北千住駅から直通
・寝台急行『銀河』の廃止
おおさか東線の開業(南北アクセスの不便さの解消)
・各地で行われたダイヤ改正
・・・etc
大きな所はこんな感じだが、小さい部分を見るとその数は膨大だ。
そんな中、自分にとっても今日は無視できない日になった。私はせんべいで有名な埼玉の某市に住んでいるのだが、『越谷レイクタウン』の造成地から近い所に住んでいる。そんなわけだから『越谷レイクタウン駅』の開業には少なからずの想いを持っている。
そしてその想いを増幅しているのは、自分の出身高校がこの新駅の目と鼻の先にあるからだ。自分が通学していた頃は周りは田圃なのか、単純に何も手をつけていない荒地だったのかは知らないが、とにかく周りにコンビニはおろか家も数軒建っている程度だった。そして最寄り駅は『南越谷駅』か『吉川駅』でどちらも徒歩40分はかかるという場所で、生徒は100%自転車通学を余儀なくされていた。冬は北風が何も遮蔽物がないから、自転車を漕ぐ生徒たちを襲う。そんな学校の目の前に駅が出来るのだから、これは学校史に残る革命的な出来事だ。何年前かは忘れてしまったが、埼玉も学区というものが撤廃された。そういう中で、この立地条件は十分なアピールになる*1。これで、予備校あたりが駅前に出来たら、高校そのものが生まれ変わるかもしれない。OBの妄言あるいは戯言だけど。

越谷レイクタウン』自体のコンセプトは横に置くとして、立地自体は私は決していいとは思わない。東京に出るにしても必ず乗換を伴うし、武蔵野線は前述の通り天候に左右されやすい路線の一つだ。かなりハンディを背負ってるというのが私の印象だ。
それだけに街づくりには大変興味がある。一つ、都市計画という言葉で言い表しても様々な事が考えられるが、その全てにおいて重要なのは、いかに住民が快適により長くこの街にいようと思えるか、という事である。

*1:ただ、武蔵野線の天候への対応力の無さは致命的だが